壁に「大谷石」

リビングダイニングの壁面装飾のスケッチ、いよいよ本物の石を貼っていきます。使う石は「大谷石」。栃木県大谷町で採れる石で、古くから外壁材として使われています。(帝国ホテルにも使用されました)

もちろん貼ってもらうのはベテランの職人さん。図面の通りに進めますが、細かなバランスの調整はこちらの責任。果たしてうまく行くのか、悩ましいところです。

大谷石施工図

石の表面仕上げは、割り肌(石を割ったそのままの表面)・ビシャン(三角の突起がついたハンマーで叩いたもの)・チェーン目(チェーンソーで挽いたもの)・コーピン(ダイヤモンドカッターで挽いたもの)の4種類。組み合わせを工夫して、立体感を強調する様な貼り合わせを考えました。

大谷石は経年で色が変化しますので、石の表情がどの様に変わっていくのか楽しみです。造作によるカウンター収納を組み合わせますので、石の質感をより楽しめるように間接光のセットも考えました。

完成が今から楽しみです!