自宅兼事務所の
リノベーション記録
2019年に独立開業を果たした「atelier jun」。
新しい拠点を求め、たどり着いたのが「浅草」でした。人情あふれるものづくりの街で、築46年の中古マンションを発見。内装はお世辞にも美しいとは言えない状態ですが、スケルトン工法(内装を全撤去して新しく作ります!)を行いますので問題なし。
内見からプランニング、解体・配管工事…
さらに施主施工の奮闘を経て完成に至るまでの記録をご紹介いたします。
Renovation Report
まずは現状把握。内装を解体して作り替えるので、汚れは問題なし。
それよりも、床や壁の謎の配管が気になります…
キッチン横の給湯器から伸びる配管カバー。床の上を這い壁を登り水廻りへ伸びてます。配管も付け替えますが、ルート選びも考えないと…
車道側には向いていないものの、そこは賑やかな街。サッシが古いので気密性は期待薄。音と寒さへの備えは必須ですね…
ちょっとこだわってみたかった事。リビングダイニングの壁を利用して、住まいの顔を作る事です。
内装を躯体部分まで全て撤去する「スケルトン工法」、いよいよスタートです。
内装撤去が終わり、がらんとした室内。コンクリートむき出しの空間に、まずは壁を作っていきます。
工事は職人さんにお任せして、キッチンなどの「カウンター」に使う木材探しの旅に。イメージ通りのものが見つかるでしょうか?
石膏ボードが貼り付けられて、紙の上のプランが立体に。予定している「施主施工」の準備も進めておかないと、スケジュールを乱します。
自然石を使って壁面を飾ります。石は職人さんに貼って頂きますが、細かなバランス調整はこちらの責任。悩ましい、です。
我が家の改修に少しでも携わって頂くこと。プロ任せは安心ですが、ご自身やご家族の手を使ってみませんか?
ユニットバスの組み込みを断念し、タイル仕様の浴室に。カタログやサンプルとにらめっこの末に、使うタイルを決めました。
完成が近づいてきました。細かな修正の他に造作家具の組み込みが控えています。幸いにしてスケジュールもスムーズに進行中です。
遂に竣工! とは言え洗面室の水栓金具の納品が遅延…。とりあえず完成直後の室内を、隅々までご紹介いたします。
家具やモノが入り実際の暮らしが始まらないと、プランニングの良し悪しは掴みにくいもの。完成・引き渡しのその後をご覧ください。