Reform report

自宅兼事務所のリフォーム記録

2019年に独立開業を果たした「atelier jun」。新しい拠点を求め、たどり着いたのが「浅草」でした。人情あふれるものづくりの街で、築46年の中古マンションを見つけました。内装はお世辞にも美しいとは言えない状態ですが、当然スケルトン・リフォームを行いますので問題なし。

内見からプランニング、解体・配管工事。さらに施主施工の奮闘を経て完成に至るまでの記録をご紹介いたします。


Part.1 隅々まで調べましょう。

まずは現状把握が肝心。内装を躯体部分まで解体して作り替えますので、現状の汚れは問題なし。それよりも、床や壁の謎の配管が気になります…

Part.2 謎の配管を追え!

キッチン横の給湯器から伸びる配管カバー。床の上を這い壁を登り水廻りへ伸びてます。配管も付け替えますが、ルート選びも考えないと…

Part.3 遮音と断熱は待ったなし。

車道側には向いていないものの、そこは賑やかな街。サッシが古いので気密性は期待薄。音と寒さへの備えは必須ですね…

Part.4 プランニングは楽しい。

自らが施主とは言えど、スケッチはしっかり作ります。図面では伝わりにくい「リアルな暮らしでの問題点」までも共有できるのです…

Part.5 スケルトン・リフォーム開始。

さあ、解体のお時間です。遠慮なく壊せると言っても物事には順序があります。周囲・上下への騒音に配慮しながら、廃材も手際よく分別します…

Part.6 間仕切りと断熱。配管ゲーム。

間仕切りのメインは軽鉄組み。計って切って組み上げる。給水・給湯管の配管も進めつつ、窓周りの躯体に断熱対策を進めて行きます…

Part.7 カウンター探しの旅。

工事は職人さんにお任せして、キッチンなどの「カウンター」に使う木材を「物色」に出かけます。イメージ通りのものが見つかるでしょうか…

Part.8 進む内装工事。

石膏ボードが貼り付けられて、紙の上のプランが立体に。予定している「施主施工」の準備も進めておかないと、スケジュールを乱します…

Part.9 石を貼る。

自然石を使って壁面を飾ります。石は職人さんに貼って頂きますが、細かなバランス調整はこちらの責任。悩ましい、です。

Part.10 施主施工のススメ。

自身のリフォームに少しでも携わって頂くこと。プロに任せれば安心ですが、ご自身やご家族の手を使ってみませんか?施主施工、おススメです。

Part.11 タイルにこだわる。

ユニットバスの組み込みを避けて、タイル仕様の浴室に。カタログやサンプルとにらめっこの末に、使うタイルを決めました。

Part.12 完成目前。

完成が近づいてきました。細かな修正の他に造作家具の組み込みが控えています。幸いにしてスケジュールもスムーズに進行中です。

Part.13 遂に竣工。

遂に竣工! とは言え洗面室の水栓金具の納品が遅延…。とりあえず完成直後の室内を、隅々までご紹介いたします。

Part.14 Real Life。

家具やモノが入り実際の暮らしが始まらないと、リフォームの良し悪しは掴みにくいもの。完成・引き渡しのその後をご覧ください。